令和3年度の文部科学省の概算要求が公開されました。
既に公開から1ヶ月が経過してしまいましたが、思ったことをツラツラと書きたいと思います。
昨年度の今の時期は、GIGAスクール構想が発表されてどうなることやらと慌てていたような気がします。1年というのは早いものです。
GIGAスクール構想が発表されて→12月には1人一台パソコン→コロナ禍により経済対策による補正予算で整備の前倒し
あれやあれやとどんどん予算がついてあっという間に1年が経ってしまいました。
令和3年度予算
GIGAスクールサポーター
補正予算でついたGIGAスクールサポーターが、当初予算でも要求されましたね。
今回は、4人に1人でした。要求額も半分になっているため、補助基準額は前回と同様と考えていいのではないでしょうか。
前回の補正予算のときの補助率は1/2で標準補助額は以下の通りでした。
対象校÷4×2(4校に2人)×年間230万円×1/2×1/2
今回は、÷4×1(4校に1人)となるので、概算要求額も半分と考えていいでしょう。
文部科学省リンク
文部科学省のHPには、GIGAスクールサポーターのページがありました。
各都道府県・指定都市教育委員会宛で通知があり、そこには11月中に希望調査を実施するとあります。
文部科学省としては、GIGAスクール構想によりネットワークと1人1台端末を整備してきました。今度は、GIGAスクールサポーターで人的支援を行い、機器の積極的な活用を促したいのでしょう。
各自治体は、この補助金に対して、積極的に手をあげてほしいです。
所感
環境整備や機器整備は、令和2年度で終了し、今後は整備した機器をどう活用していくかにフォーカスがあてられています。
自治体担当者も、今年度はとにかく整備することで頭がいっぱいだと思います。
来年度以降どのように活用していくかを検討しているのではと思います。
デジタル教科書やLMSなどハード面ではなくソフト面での進展が期待されます。
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